9月1日に開催された講演会『地域防災の輪を広げよう』は、コロナ禍でZOOM開催となったものの多くの会員、そして女性会からも参加して頂くことができました。

東海市社会福祉協議会の宝達講師は、『大規模災害に備えるためには地域の受援力を高めることが大切です。先ずは一人一人が防災についての知識を深めて下さい。』と仰っていました。

受援力とは、災害時にどれだけボランティアなどの援助を受けられる能力があるかということです。我々東海YEGは地域の経済人として、今後東海市社会福祉協議会と協力して災害時や防災についての活動を行って参ります。

また、講演会で1番印象的だったのが災害時の避難所の運営は避難者が行うというところでした。避難すれば誰かが手を差し伸べてくれると思っていたので大変驚きました。その時避難所に来て下さるであろう市役所職員などの自治体の方々も同じ被災者になります。皆さまも是非日頃から防災マニュアルや避難所の運営の仕方などを学んで頂きたいです。

講演会後半では、同じく社会福祉協議会の吉村様より『避難所で女性が困ること』を中心にお話して頂きました。

トイレの問題、そして報道されていない性的被害の実態など実際の現場からの生の声を届けて頂き、我々の住む地域でそのようなことが起こらないよう多くの方にこれらの対策を強く伝えたいと感じました。

地域で商売を営む我々が一丸となり、この防災についての知識を大人から子どもまで周知させるべきであり、今後の生活においても考えを改める良いきっかけとなりました。

参加して下さった皆さま、そして本講演会に携わって頂いた社会福祉協議会の皆さま、そして設営したイベント委員会の皆さま、本当にありがとうございました。

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